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「為末大」さんに今、夢中♪ [本]

諦める力

月並みで、空虚な表現で申し訳ないんですが・・・
本当爽快な読後感でした。
何と言いましょうか
自身、ず〜とある意味背伸びをして生きてきただけに
それはそれで多少の自負もあるんですけども・・・
語彙もさることながら
饒舌でありながらも、明快な表現、言い回しで
本当、妙に心底胸に染みました。
トップアスリートに対し、
甚だ、おこがましいことこの上ないんですが
勝手ながら、とっても親近感がわいてしまったしだいです。

自身、「Amazon」で「Kindle読み放題」登録しております。
自己啓発本は大嫌いなたちなので
正直最初は、敬遠していたんですが
無料で読めるし
わりと好きなアスリートさんでしたので
試しに読んでみたところ
見事ずっぽりと嵌まってしまいました 笑

こちらの本まで
一気に読んじゃいました 笑
『逃げる自由 〈諦める力2〉』

写本したいぐらいイイ文章の数々
「Kindle」のメモ機能を利用して
自分勝手に名文一部紹介です♪

「しょうがない」が多い人生は、ダメな人生かもしれないが、本人には深刻な悩みがない。
なにしろしょうがないと言って流してしまうのだから溜まっているものがない。
阿呆に見えるかもしれないが、少なくとも「今」を生きている。
ところが「しょうがない」が言えない人生というのもあって、これはつらい。
過去に起きた何か自分に引っかかっていることがずっと流せないで心に残っている。
あの人が許せない、どうして自分ばかりこんな目に、あれさえあればもっと幸せだったのに……。
執着の強い人間にとって(僕もそうだが)しょうがない、
と言うことは意志の力が必要だ。
しょうがないと流したあとはそれを振り返ってはならないと自分に固く誓う。
そんなこと到底納得できないと思っていても、
「しょうがない」と言って無理やりそれを後ろに流す。
なかなか根性がいる。
「しょうがない」の真髄は、執着しないことだ。執着とは「滞り」である。

場面によって「演じ分ける」ということが不誠実だと思う人もいるかもしれませんが、
見方を変えれば「ニュートラルで身軽な姿勢でいる」ということでもあります。
どんな場面でも自分を貫くというのも一つの生き方ではありますが、
無理を続けていると内面に矛盾を抱え込んで苦しくなります。
もっと軽やかな生き方もあると思うんです。

継続的にパフォーマンスを最大化するには、
「死ぬ気で」やるよりも適度な目標設定のほうが効果的だ。
山登りで頂上が見えた途端、どれだけバテていても登りきれそうな気分になるのと一緒で、
頑張ればいけそうだという感触はパフォーマンスを最大化することにつながる

期待の厄介なところは、そこに「取引」の感覚が入り込むことだ。
これだけやってあげたのだから、
これぐらいはやってくれて当然だというリターンが得られないとき、人は腹を立てる。

如何でしょうか?
お薦めのイイ本です♪
タグ:為末大
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かきつばた編集局

偉大な先人や何かを成し遂げた人、トップアスリートの方などの言葉や教えは、心に沁みるものがあります。大概の人は、そういうお言葉や教えを受ける側にいるからだと思います。当方もその中の一人で、「逝くまで学びだ」と思っています。
「これだけやってあげたのだから、
これぐらいはやってくれて当然だ」というリターンが得られないとき、人は腹を立てる。それが普通かもしれません。「承認欲求」です。「これだけ頑張っているのに認めてもらえない」と言うことに対しては、「頑張っていること自体が素晴らしいことであって、自分を褒めてあげることが大事なのでは・・」と思います。仏教の教えの中に、「施し」という考え方があるようです。施し=お布施の考え方の中にあるのは、「見返りを求めない」ということが条件の一つのよううです。その考え方の根本は、「自分の価値というものを他人に委ねない生き方である」と説いています。誰かに褒められれば嬉しいし、自信を持つことも多いかもしれません。誰かからの評価というのは、他人の物差しで自分を測ろうとしているということなのだそうです。それを続ければ、いつまで経っても人に認められるために自分を変えていかなければならなくなる。そうではなく自分=主人公、自分の中の自分、周りの評価ではない、「自分にとって自分が正しいと思うことをただひたすらにやれば良いのではないでしょうか・・?」と教えられました。「言うは易く行うは難し」なことだからこそ、そういう教えは沁みるのでしょうね。良い本読んでいらっしゃいますね。当方も終活の最後の勉強をしたいと思い、日々を過ごしております。
 この教えは、「10人のお坊さん」とい番組の中のお一人、真言宗 小池陽人さん という方の教えから学んだものです。




by かきつばた編集局 (2022-10-20 10:09) 

pigumon

かきつばた編集局さん
コメントありがとうございます。
「承認欲求」
為末さん曰く
「もっとかまってよ」と言うことらしいです
第一印象は敵にしかみえないのだけけれど、
落ち着いて面と向かってコミュニケーションをとると
案外いい人で、敵どころか味方のように応援してくれるように
なったりすること・・・らしいです
受け売りなんですが
コンビニ経営してると、かきつばた編集局さん
大いに合点しちゃいますよね 笑
苦情言う人とか 笑
by pigumon (2022-10-22 01:21) 

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